『VIVANT』はいよいよ物語の核心へと近づいてきました。
第17話では、これまで敵対してきた別班とテントの関係が大きく変化する可能性が見えてきました。
特に注目したいのが、厳重な警備下に置かれている黒須たち別班員5人の救出です。
「別班なのだから、別班員を送り込んで助ければいいのでは?」
そう思う人もいるかもしれません。
しかし、ここには別班という組織ならではの大きな問題があります。
別班は、そもそも表に存在してはいけない極秘組織です。
そのため、黒須たちを救出するために別班員を新たに送り込めば、別班員の存在や組織そのものが外部に知られてしまう危険があります。
そこで重要になってくるのが、ノコルたちテントの存在です。
さらに、シンシーの狙いであるベキの孤児院の情報や、核融合、そしてジャミーンまで、ここからさまざまな謎がつながっていく可能性があります。
果たしてテントは、これから物語にどのように絡んでくるのでしょうか。
そして、『VIVANT』はいよいよ終盤戦に突入したのでしょうか。
黒須たち別班5人はなぜ簡単に救出できない?
まず、第17話の状況を整理しておきましょう。
黒須たち別班員5人は、厳重な警備体制の中に収容されています。
しかも、そこはシンシー側の人間によって完全に制圧されている状態です。
つまり、普通に考えれば、救出作戦そのものが非常に困難です。
しかし、本当に難しいのは警備だけではありません。
別班という組織の存在を守らなければならないという問題があります。
別班は、一般には存在が知られていない極秘組織です。
そのため、黒須たちを助けるために別班員を現地へ送り込めば、
「この人間は何者なのか?」
「なぜここに別班員がいるのか?」
と、相手に別班の存在を知られる可能性があります。
つまり、
黒須たちを救出する
↓
別班員を投入する
↓
別班の存在が漏れる危険がある
というジレンマが生まれるわけです。
だからこそ、今回の救出は単純な「仲間を助けに行く」という話ではありません。
だからこそテントが動くことに意味がある
ここで重要になるのが、テント側の存在です。
もし黒須たちの救出にテント側が協力すれば、別班員を新たに投入する必要を減らすことができます。
つまり、
別班の秘密を守りながら、黒須たちを救出する
という方法が可能になるわけです。
これこそが、今回テントが動くことの大きな意味なのではないでしょうか。
「テントが乃木を助けてくれる」というだけではありません。
別班側にも、テントの力を必要とする理由があるのです。
これまで敵だったテントが、結果的に別班の存在を守る役割を担う。
この構図は非常に興味深いところです。
ノコルは乃木を本当の兄のように信頼している
では、なぜテント側が乃木のために動くのでしょうか。
その理由として重要なのが、乃木とノコルの関係です。
乃木とノコルには血のつながりはありません。
しかし、2人はこれまでの出来事を通して、血縁を超えた関係を築いてきました。
ノコルにとって乃木は、今では本当の兄のような存在です。
そして乃木もまた、ノコルを弟のように信頼しています。
だからこそ、乃木が黒須たちを救いたいと願うのであれば、ノコルたちがそのために動くことは決して不自然ではありません。
むしろ、ここまで築いてきた2人の関係を考えれば、必然ともいえる展開です。
「別班VSテント」の構図が変わる?
これまでの『VIVANT』は、
別班VSテント
という構図が大きな軸になっていました。
しかし、ここにきてその関係が変わり始めています。
乃木とノコルは、もはや単純な敵同士ではありません。
そしてテントも、乃木にとって単純な敵とは言い切れなくなっています。
さらに黒須たちを救出するためにテント側が力を貸すのであれば、
別班とテントが乃木を中心に一時的に協力する
という展開も考えられます。
これは『VIVANT』の終盤に向けて、大きな転換点になるのではないでしょうか。
シンシーが狙う「ベキの孤児院」の情報とは?
そして、ここからもう一つ気になるのがシンシーの狙いです。
シンシーが求めているのは、テント創設者であるベキが作った孤児院に関する情報です。
なぜシンシーは、その情報を必要としているのでしょうか。
ここには、テントの過去だけではなく、これから明らかになる大きな秘密が隠されている可能性があります。
そして、この孤児院の謎に核融合が絡んでくるのであれば、話はさらに大きくなります。
一見すると別々に見える、
● ベキが作った孤児院
● テントの目的
● 核融合
● シンシーの狙い
が、実は一つの線でつながっているのかもしれません。
最後のキーパーソンはジャミーン?
そして、個人的に最も気になっているのがジャミーンです。
ジャミーンは物語の序盤から、乃木や野崎、ドラムたちと深く関わってきました。
これまでは、乃木たちが守るべき存在という印象が強かったジャミーン。
しかし、ここから物語が進むにつれて、ジャミーン自身が重要な鍵を握っていたことが明らかになる可能性もあるのではないでしょうか。
もし、
ベキの孤児院
↓
テントの目的
↓
核融合
↓
ジャミーン
という形でつながっていくのであれば、ジャミーンは最終局面で非常に重要な存在になります。
個人的には、最終的にジャミーンが『VIVANT』の物語を大きく動かすキーパーソンになるのではないかと予想しています。
野崎とドラムはどうやって救出される?
そして、もう一つ視聴者が気になるのが野崎とドラムです。
黒須たち5人の救出だけでなく、
「野崎とドラムはどうやって救出されるのか?」
という点も、ここからの大きな注目ポイントです。
野崎はこれまで乃木と何度も対峙しながら、乃木の本当の目的に近づいてきた人物です。
そしてドラムは、野崎を支え続けてきた存在。
この2人が再び戦線に戻ることになれば、物語は一気に加速するでしょう。
乃木・黒須・野崎・ドラムが再び共に戦う?
個人的に期待したいのは、乃木と黒須たちだけではなく、野崎とドラムも救出され、最終局面で再び集結する展開です。
もしそうなれば、
乃木
+黒須たち別班
+野崎
+ドラム
という強力なメンバーが揃うことになります。
さらに、その裏でノコルたちテントが協力しているとすれば、これまでとはまったく違う構図になります。
「別班VSテント」ではなく、
乃木を中心に、別班・野崎・ドラム・テントがつながる
という展開です。
ここまで来れば、いよいよ最終局面という感じがしてきます。
『VIVANT』はいよいよ終盤戦へ?
第17話までの展開を見ると、これまで別々に見えていた要素が、少しずつ一つにつながり始めています。
黒須たち5人の救出。
別班という極秘組織の存在をどう守るのか。
乃木と黒須の絆。
乃木とノコルの兄弟のような信頼。
テントが乃木のために動く理由。
シンシーが求めるベキの孤児院の情報。
核融合。
ジャミーン。
そして、
野崎とドラムの救出。
これらが最終的に一つの物語へとつながっていく可能性があります。
特に今回の黒須たちの救出は、単なる救出作戦ではありません。
別班という存在そのものを守らなければならないという事情があるからこそ、テント側の協力が重要になってくる。
乃木を中心に、すべての謎がつながり始める?
そして、その協力の背景には、乃木とノコルの深い信頼関係があります。
つまり、乃木とノコルの絆が、別班とテントという本来交わるはずのなかった2つの組織をつなぐ可能性があるのです。
さらに野崎とドラムが戦線に戻り、シンシーの狙いや孤児院、核融合、ジャミーンの謎までつながってくれば、いよいよ物語は最終局面へ向かいます。
『VIVANT』はここから、誰が敵で誰が味方なのかという単純な物語ではなく、**「誰が誰を信じ、誰のために動くのか」**が重要になっていくのではないでしょうか。
乃木は黒須たちを救えるのか。
ノコルたちテントは、どこまで乃木のために動くのか。
野崎とドラムはどうやって救出され、乃木と再び共に戦うのか。
そして、シンシーが狙う孤児院の情報と核融合、ジャミーンにはどんな秘密が隠されているのか。
ここから『VIVANT』は、これまで張られてきた伏線が一気につながる終盤戦へ突入していくのかもしれません。

