『Tokyo middle 30』も物語が進み、麻紀・遥・薫子の3人の人生は大きく動き始めています。
恋愛だけではなく、結婚、仕事、家族、そして自分自身の生き方。
35歳という年齢を迎えた3人は、それぞれ違った悩みを抱えながら、自分の人生について考えるようになりました。
特に6話では、麻紀が夫に内緒で働き始めるなど、大きな変化も描かれています。
一方、薫子は大きな出来事を経験した末に結婚へと進み、遥にもハイスペックな彼氏ができました。
一見すると、3人とも人生が良い方向に進んでいるようにも見えます。
しかし、このドラマが描いているのは、単純な「恋人ができれば幸せ」「結婚すれば幸せ」という物語ではありません。
そこで今回は、これまでの展開を踏まえ、3人が最終回で誰と、そしてどんな関係に落ち着くのかを予想してみます。
※以下はこれまでの展開をもとにした最終回の考察・予想です。
麻紀は夫・宗司と「対等な夫婦」に戻る?
まず気になるのが、仲里依紗さん演じる麻紀です。
麻紀は結婚し、家庭を持つという人生を歩んできました。
しかし、6話では夫・宗司に内緒で仕事を始めるという大きな行動に出ています。
ここは最終回を考えるうえでも、かなり重要なポイントになりそうです。
麻紀は「家庭が嫌だから仕事を始めた」という単純な話ではないでしょう。
むしろ、家庭を大切にしながらも、「自分自身の人生も取り戻したい」という気持ちが強くなっているのではないでしょうか。
これまで麻紀は、妻や母親としての役割を優先してきました。
だからこそ、仕事を始めることは単なる再就職ではなく、「私は私の人生をどう生きたいのか」という問いへの答えなのだと思います。
そこで最終回では、宗司に仕事のことが知られ、夫婦の間で大きな衝突が起こると予想します。
「なぜ相談してくれなかったのか」
「どうして私が働きたいと思ったことを理解してくれないのか」
そんなぶつかり合いがあるのではないでしょうか。
ただ、私は麻紀が最終的に離婚する可能性は低いと予想します。
むしろ、夫婦として一度関係を壊しかけたからこそ、お互いの気持ちを理解し、「夫に守ってもらう妻」でも「家庭だけを守る妻」でもない、対等な夫婦へ変化していくのではないでしょうか。
麻紀は仕事を続け、宗司もそれを受け入れる。
そんな形が一番、このドラマらしい結末だと思います。
遥はハイスペック彼氏と本当の恋愛を築ける?
続いて、のんさん演じる遥。
3人の中でも、現在もっとも恋愛面で状況が変化しているのが遥です。
ハイスペックな彼氏ができ、一見すると「理想の恋愛」を手に入れたようにも見えます。
しかし、このドラマで重要なのは、相手のスペックではなく、遥自身がその恋愛で幸せになれるのかという部分でしょう。
ハイスペックで仕事もできて、条件だけを見れば申し分ない男性。
それでも、恋愛は条件だけでは決まりません。
遥が相手に合わせすぎたり、自分の気持ちを抑えたりするようになれば、どこかで違和感が生まれる可能性があります。
むしろ最終回では、遥が「こんなに素敵な人だから付き合い続けなければ」と考えるのではなく、
「私はこの人と一緒にいて本当に幸せなの?」
と自分自身に問いかける展開になるのではないでしょうか。
そして、ここで遥の「夢」が重要になってくると考えます。
恋愛だけで人生を埋めるのではなく、自分自身がやりたいことにも向き合う。
もしハイスペック彼氏がそんな遥を理解してくれるのであれば、2人は長く続く可能性があります。
逆に、彼が「恋人としてこうあるべき」という価値観を押しつけるのであれば、遥は自分から関係を終わらせるかもしれません。
私の予想では、遥は最終的に彼氏と別れるというより、「相手に選ばれる恋愛」から「自分も相手を選ぶ恋愛」へ変わっていくのではないかと思います。
薫子は義孝と「夫婦」として新しい人生へ?
深川麻衣さん演じる薫子は、3人の中でもっとも「結婚」や「家庭」に対する思いが強かった人物です。
だからこそ、薫子の物語には大きな転換点がありました。
妊娠、そして流産という辛い経験。
その後、義孝との結婚へと進んだ薫子ですが、ここで物語が単純なハッピーエンドになるとは考えにくいでしょう。
むしろ、結婚したからこそ、2人の関係が本当の意味で試されるのではないでしょうか。
これまで薫子は「結婚したい」という気持ちを強く持っていました。
しかし、実際に結婚した後に待っているのは、理想の生活だけではありません。
子どものこと。
夫婦の価値観。
仕事との両立。
そして、流産を経験したことによる心の傷。
2人にとって、簡単には乗り越えられない問題も残っているはずです。
だから最終回では、薫子が「結婚できたから幸せ」と思うのではなく、義孝と一緒にこれからの人生をどう作っていくのかを考える展開になるのではないでしょうか。
私は、薫子と義孝は夫婦として関係を続けると予想します。
ただし、最終回で子どもを授かるという展開よりも、まずは2人が夫婦として心を通わせることのほうが重要だと思います。
「夫婦になったから家族として完成する」のではなく、ここから2人で家族を作っていく。
そんな終わり方が自然なのではないでしょうか。
3人の恋愛は「スペック」や「結婚」だけでは決まらない?
ここまで3人を見ていると、それぞれが違う恋愛・結婚の問題を抱えていることが分かります。
麻紀は結婚している。
薫子も結婚へ進んだ。
遥にはハイスペックな彼氏ができた。
つまり、3人とも一見すると「恋愛や結婚がうまくいっている」ように見えるのです。
それでも、物語が終わらないのはなぜなのか。
私は、このドラマが**「相手がいること」と「幸せであること」は別だと描いているから**だと考えます。
結婚していても、自分を見失うことはある。
理想的な彼氏がいても、本当に幸せとは限らない。
子どもを望んでいても、思い通りにならないことがある。
だからこそ、3人が最終回でたどり着く答えは、それぞれ違うものになるのではないでしょうか。
最終回では3人の友情が大きな意味を持つ?
そして、もう一つ注目したいのが麻紀・遥・薫子の友情です。
3人はそれぞれ違う人生を歩んできました。
結婚して家庭を持った麻紀。
夢と恋愛の間で揺れる遥。
結婚や出産を望んできた薫子。
一見すると、人生の形はまったく違います。
それでも、3人には共通している部分があります。
それは、「思い描いていた30代と、実際の人生は違った」ということです。
だからこそ、3人が最後に再び集まったとき、誰かが成功していて、誰かが失敗しているという構図にはならないと思います。
それぞれが自分の人生を歩き、それぞれの場所で幸せを探している。
そんな3人を描くことで、このドラマのタイトルでもある「middle 30」の意味がより深くなるのではないでしょうか。
『Tokyo middle 30』最終回の結末を予想
ここまでの展開から、私は3人の最終的な関係を次のように予想します。
麻紀
夫・宗司との関係を続けながら、仕事も続ける。
「妻」「母」だけではなく、一人の女性として自分の人生も大切にする。
遥
ハイスペック彼氏との関係を、自分自身の幸せを基準に見つめ直す。
相手に合わせる恋愛ではなく、対等な恋愛へ
薫子
義孝と夫婦として人生を続ける。
結婚や出産という「結果」ではなく、2人で支え合いながら家族を作っていく。
つまり3人とも、最終的には**「誰と付き合うか」より「自分がどう生きるか」**を選ぶのではないでしょうか。
まとめ|3人の「幸せの形」はそれぞれ違う
『Tokyo middle 30』の最終回で描かれるのは、3人がそれぞれ理想の男性と結ばれて終わる物語ではないと予想します。
麻紀は、夫との関係を見つめ直しながら仕事を続ける。
遥は、ハイスペック彼氏との恋愛を通して、自分自身の幸せを考える。
薫子は、義孝との結婚をスタート地点として、新しい夫婦の形を作っていく。
3人に共通しているのは、「誰かに幸せにしてもらう」のではなく、自分自身で幸せの形を選んでいくことです。
30代半ばになると、「結婚しているか」「子どもがいるか」「仕事で成功しているか」など、周囲と自分を比べてしまうこともあります。
でも、人生に正解はありません。
麻紀には麻紀の幸せ。
遥には遥の幸せ。
薫子には薫子の幸せがあります。
最終回では、3人がそれぞれ違う人生を歩みながら、それでも親友として笑い合えるラストを期待したいところです。
そして最後に3人が、「あの頃思い描いていた人生とは全然違うけど、これはこれで悪くない」と思えるような結末になれば、このドラマらしい温かい最終回になるのではないでしょうか。


