
「人工授精ってどんな治療なの?」
「何回くらい挑戦したら体外受精へ進むべき?」
不妊治療を始めた頃、私はこのような疑問や不安をたくさん抱えていました。
不妊治療にはさまざまなステップがあります。
タイミング法、人工授精、体外受精。
どのタイミングで次の治療へ進むのかは、人によって考え方も違います。
私自身も、最初から体外受精を選んだわけではありません。
検査を終え、まずは人工授精からスタートしました。
しかし、2回挑戦しても妊娠にはつながりませんでした。
そして39歳という年齢も考え、私は体外受精へ進むことを決意しました。
今回は、私が人工授精を経験して感じたこと、そして体外受精へステップアップした理由を体験談としてまとめます。
※治療内容や結果は人によって異なります。この記事は私自身の経験です。
不妊治療開始までの経緯
私は不妊治療専門クリニックを受診する前、約2年間自己流で妊活をしていました。
その間に3回妊娠しました。
妊娠できたことは大きな喜びでした。
「私も赤ちゃんを授かれる」
そう思いました。
しかし、3回とも流産という結果になりました。
なぜ妊娠できるのに続かないのか。
その理由を知りたいと思い、不妊治療専門クリニックへ進むことを決めました。
検査を進める中で、過去に手術した卵巣嚢腫の影響や、慢性子宮内膜炎なども分かりました。
治療を始めるまでには約半年ほどかかりました。
そして、いよいよ本格的な不妊治療が始まりました。
まずは人工授精から始めることにした理由
不妊治療にはさまざまな方法があります。
私の場合、検査結果や年齢などを考慮しながら、まずは人工授精から始めることになりました。
人工授精とは、排卵のタイミングに合わせて、調整した精子を子宮内へ注入する治療です。
自然妊娠に近い形で行える治療ということもあり、最初のステップとして選択しました。
当時は、
「これで妊娠できるかもしれない」
という期待がありました。
初めての人工授精への不安
初めての人工授精の日は、緊張しました。
痛みはあるのか。
本当にこれで妊娠につながるのか。
さまざまな不安がありました。
しかし、実際に受けてみると、思っていたより短時間で終わりました。
もちろん感じ方には個人差がありますが、私の場合は大きな負担ではありませんでした。
治療後は、
「どうか今回うまくいきますように」
という気持ちで判定日を待ちました。
人工授精1回目の結果
人工授精後は、少し期待していました。
ここまで検査も治療も頑張ってきたから、今度こそ赤ちゃんに会えるかもしれない。
そんな思いがありました。
しかし、結果は妊娠にはつながりませんでした。
分かっていたこととはいえ、落ち込みました。
不妊治療では、治療を受けるたびに期待と不安を繰り返します。
人工授精2回目への挑戦
それでも、すぐに諦めることはできませんでした。
もう一度挑戦してみよう。
そう思い、2回目の人工授精を行いました。
「次こそは」
という気持ちは強かったです。
しかし、2回目も妊娠には至りませんでした。
努力しても結果につながらない時の苦しさは、不妊治療を経験した人にしか分からない部分もあると思います。
39歳という年齢を考えて体外受精へ
人工授精を2回経験した頃、私は39歳でした。
もちろん、人工授精を続けるという選択肢もありました。
しかし、年齢のことを考えると、時間を大切にしたいという思いがありました。
「あと何回人工授精を続けるのか」
「その期間を体外受精に使った方がいいのではないか」
夫婦で何度も考えました。
そして、
「後からもっと早く進めばよかったと後悔したくない」
という気持ちから、体外受精へ進むことを決めました。
体外受精への不安もあった
体外受精を決めたものの、不安がなかったわけではありません。
採卵への不安。
体への負担。
費用面での心配。
人工授精とは違い、より高度な治療になるため、決断には勇気が必要でした。
でも、不妊治療では「いつか」ではなく、自分たちでタイミングを決めて進むことも大切だと感じました。
人工授精を経験して感じたこと
人工授精は、私にとって体外受精へ進む前の大切な経験でした。
結果だけを見ると妊娠にはつながりませんでした。
でも、人工授精を経験したことで、自分自身がどこまで治療を頑張れるのか、次のステップを考えるきっかけになりました。
不妊治療には正解がありません。
何回人工授精をするのか。
いつ体外受精へ進むのか。
それぞれの年齢、体の状態、気持ちによって答えは変わります。
体外受精へ進んだ先に、現在は4歳の息子がいる
あの時、体外受精へ進む決断をしたことは、私にとって大きな転機でした。
不安もありましたが、一歩踏み出したことで、その先に息子との生活が待っていました。
現在、私は4歳になる息子と毎日過ごしています。
不妊治療中は、
「本当に赤ちゃんに会えるのかな」
と思っていた時期もありました。
でも、あの時勇気を出して決断したことは間違っていなかったと思います。
人工授精を続けるか、体外受精へ進むか迷っている方へ。
大切なのは、自分自身が後悔しない選択をすることだと思います。
私が不妊治療を始めたきっかけについてご紹介しています。

