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『VIVANT』野崎守とは何者?これまでの正体・経歴・潜入捜査を総まとめ|5年前に何があった?

エンタメ

『VIVANT』を見ていると、どうしても気になる人物がいます。

それが、阿部寛さん演じる野崎守です。

第1話では、バルカ共和国で乃木憂助を助ける公安刑事として登場しました。

ところが物語が進むにつれて、野崎には普通の刑事では説明できないほどの情報力と行動力があることが分かっていきます。

そして第15話では、野崎が別班の情報を中国の諜報機関「シンシー」に売っていたことが判明しました。

一時は「野崎が裏切ったの?」と思った人も多かったのではないでしょうか。

しかし第16話で明らかになったのは、野崎自身がシンシーへの潜入捜査を行っていたという衝撃の事実でした。

しかも、その始まりは5年前です。

では、野崎守とは一体何者なのでしょうか。

今回は、第1話から第16話までを振り返りながら、野崎の人物像と、5年前の潜入捜査が現在の物語にどうつながっているのかを整理していきます。

野崎守とは何者?

野崎守は、警視庁公安部外事第四課に所属する公安刑事です。

国際的なテロや諜報活動を担当する、いわば「表の世界」にいる情報のプロです。

しかし、第16話までを見ると、野崎は単なる公安刑事という言葉では収まりきらない人物です。

野崎は海外での諜報活動にも長けており、相手の心理を読み、情報を引き出し、時には自ら危険な場所へ入り込んでいきます。

第11話ではAIハヤトによって、野崎について「過去に諸外国への派遣歴が多い」「諜報員としてもずば抜けている」「情報管理も徹底している」といった評価が示されていました。

つまり野崎は、登場した時点ですでにかなりの諜報経験を積んだ人物だったのです。

第1話から野崎は「ただの公安」ではなかった

野崎が初めて登場したのは、バルカ共和国で乃木が爆破事件に巻き込まれたときです。

乃木は誤送金事件をきっかけにバルカへ渡り、そこで事件に巻き込まれました。

そんな乃木の前に現れたのが野崎です。

野崎は乃木を助けながら、同時に事件の裏側を探っていきます。

この時点では、

「頼りになる公安刑事」

という印象だったのではないでしょうか。

しかし、野崎は乃木に対して妙に警戒心が強い人物でもありました。

そして乃木の行動を観察する能力も非常に高い。

後に乃木が別班員だと分かることで、野崎がなぜそこまで乃木を警戒していたのかも見えてきます。

乃木と野崎は「敵」なのに、なぜか協力してきた

『VIVANT』の面白さの一つが、乃木と野崎の関係です。

乃木は別班。

野崎は公安。

本来なら同じ目的を持ちながらも、所属する組織は違います。

それなのに二人は、テロ組織・テントを追う中で何度も協力してきました。

野崎は乃木を完全には信用していません。

乃木も野崎にすべてを話しているわけではありません。

それでも、いざというときには互いの能力を認めています。

この距離感が非常に独特でした。

だからこそ、第15話で「野崎が別班員拉致に関与している」と判明したとき、衝撃が大きかったのです。

乃木にとって野崎は、敵なのか味方なのか。

視聴者にとっても同じでした。

野崎は本当に裏切ったのか?

結論から言えば、第16話まで見た段階では、野崎は単純な裏切り者ではありません。

むしろ、シンシーへの潜入捜査を成立させるために、あえて別班情報を渡していたことが明らかになりました。

野崎の行動は、表面だけを見ると完全に裏切りです。

別班の情報を渡す。

別班員の拉致にも関わる。

そして50億円もの報酬を受け取っていました。

普通なら、完全な敵側だと思ってしまいます。

しかし実際には、その裏に「シンシーの内部へ入り込む」という目的がありました。

つまり野崎は、

味方から見れば裏切り者、敵から見れば仲間

という極めて危険な立場に身を置いていたのです。

これこそ、野崎という人物の本質なのかもしれません。

すべての始まりは5年前だった

第16話で大きく描かれたのが、野崎の5年前の潜入捜査です。

2018年、野崎は北京で北朝鮮に対する諜報活動を行っていました。

そのとき野崎のもとで動いていたエージェントが、劉銘軒と張競士です。

この二人との関係が、後のシンシー潜入へとつながっていきます。

つまり現在の野崎の行動は、突然始まったものではありません。

5年前から続いていた長い任務だったのです。

ここが第16話の重要なポイントです。

野崎は「人を使う」のではなく「人を背負う」人物?

野崎の人物像を考えるうえで、ここはかなり重要だと思います。

野崎は冷静な諜報員に見えます。

しかし、部下や協力者に対する情がかなり深い人物でもあります。

第1シーズンでも、ドラムとの信頼関係が印象的でした。

ドラムは野崎の指示を忠実に実行し、危険な場面でも野崎を支えます。

野崎もドラムを単なる便利な協力者として扱っているようには見えません。

そして第16話では、5年前の劉との関係が描かれました。

ここを見ると、野崎は「任務だから人を動かす」という冷酷なタイプではありません。

むしろ、一緒に任務を遂行した人間に対して強い責任を感じる人物なのではないでしょうか。

だからこそ、劉との過去が野崎にとって大きな傷になっているように見えます。

野崎が「本心を見せない」のはなぜ?

野崎のもう一つの特徴が、徹底した情報管理です。

乃木に対しても、自分の任務をすべて話すことはありません。

敵にも本当の目的を悟らせない。

味方にも必要以上の情報を与えない。

そのため、視聴者から見ても野崎の本心は非常に分かりにくい人物です。

しかし、それは野崎が人を信用していないからだけではないと思います。

「自分が何もかも背負えば、他の人間を危険に巻き込まずに済む」

という考え方なのではないでしょうか。

だから野崎は、一人で危険な任務を抱え込む。

そして、その結果として「裏切り者」に見えてしまうのです。

野崎と乃木には意外な共通点がある

ここで、乃木との共通点が見えてきます。

乃木も野崎も、表向きの顔と本当の顔が違います。

乃木は丸菱商事の社員でありながら、別班の諜報員。

野崎は公安刑事でありながら、その裏でシンシーへの潜入捜査を行っていました。

どちらも、自分の本当の目的を簡単には明かしません。

そしてどちらも、「守るために嘘をつく」。

この二人が最初から妙に相性が良かったのも、実は当然だったのかもしれません。

お互いに「本当の自分を隠して生きている人間」だからです。

野崎は乃木を最初から見抜いていた?

第1シーズンを振り返ると、野崎は乃木に対してかなり早い段階から違和感を持っていました。

乃木の行動。

判断力。

危機的状況での対応。

そして、普通の商社マンとは思えない身体能力。

野崎ほどの諜報員なら、乃木の正体に疑問を持つのは当然でしょう。

一方で、乃木も野崎の能力を高く評価していました。

二人はお互いに、

「この人は何か隠している」

と感じながら行動していたのではないでしょうか。

それでも協力できたのは、最終的な目的に共通する部分があったからだと思います。

なぜ野崎は人気なのか?

野崎というキャラクターが人気なのは、単純に「強い公安刑事」だからではありません。

むしろ、

何を考えているのか分からないのに、最後には誰かを守ろうとしている

というところに魅力があるのではないでしょうか。

乃木や別班が派手な戦闘能力を見せる一方で、野崎は情報と経験で戦います。

敵を殴り倒すより、敵の心理を読み、先回りする。

そして、最後まで自分の本心を簡単には見せません。

その姿は、第16話で明らかになった5年前の過去によって、さらに深みを増しました。

5年前の潜入捜査は、まだ終わっていない

第16話で5年前の出来事が明らかになりました。

しかし、これは単なる過去編ではありません。

むしろ、現在の野崎を理解するために必要だった過去なのだと思います。

劉との関係。

シンシーとのつながり。

野崎がなぜ別班情報を渡したのか。

そして、なぜこれほど危険な潜入を続けているのか。

すべてが5年前につながっています。

だからこそ、第16話を見た後に改めて第1シーズンから野崎を見ると、印象が変わってくるのです。

『VIVANT』野崎守とは、「最後まで本心を明かさない男」

ここまで野崎の歩みを振り返って思うのは、野崎は「公安刑事」という肩書きだけでは説明できない人物だということです。

公安。

諜報員。

潜入捜査員。

そして、部下や仲間を背負う一人の人間。

いくつもの顔を持っています。

そして何より、乃木と同じように**「本当の目的を隠しながら誰かを守ろうとしている」**。

第16話で5年前の真実が明かされたことで、野崎の物語はようやく本当の意味で始まったようにも感じます。

5年前に何があったのでしょうか。

劉との関係はなぜ悲劇になったのでしょうか。

そして、野崎は最後に何を守ろうとしているのでしょうか。

『VIVANT』の物語が進むほど、野崎守という男の「本当の顔」が気になって仕方がありません。

『VIVANT』第16話ネタバレ・感想・考察|野崎と劉の「愛」はなぜ悲劇になった?乃木との共通点が怖い
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