『VIVANT』第16話では、これまで謎に包まれていた「エリシャ・ママドフ」とシンシーの関係が大きく動きました。
エリシャは世界を大きく変える可能性を持つ核融合技術を発明した人物。
しかし、その技術をシンシーに渡すためには「テントに関する条件」があることが明らかになっています。
ここで気になるのが、
「エリシャがシンシーに出した条件とは何なのか?」
ということです。
そして、その条件に「テント」が関係しているとなれば、前作から登場しているジャミーンも無関係とは思えません。
ハン・リンシンが「孤児院」に強く反応したことも含めると、
「ジャミーンがエリシャの条件に関係しているのでは?」
という考察もできます。
この記事では、第16話までの情報を整理しながら、ジャミーンの正体、エリシャの条件、シンシーがテントを追う理由について考察します。
※この記事は『VIVANT』第16話までのネタバレを含みます。ここから先は一部考察・予想を含みます。
『VIVANT』エリシャ・ママドフとは何者?
まず今回の謎を解くためには、エリシャ・ママドフについて整理する必要があります。
エリシャは、世界のエネルギー事情を一変させる可能性を持つ核融合技術を発明した研究者です。
もしこの技術が実用化されれば、従来のエネルギー産業だけでなく、国家間のパワーバランスまで変わる可能性があります。
そのため、エリシャの技術をめぐって各国や諜報組織が動き始めました。
シンシーもその一つです。
しかし、エリシャは単純に「一番高く買ってくれる相手」に技術を渡そうとしているわけではありません。
ここで登場するのが、
「エリシャの条件」
です。
第16話では、この条件に「テント」が関係していることが示されています。
つまり、シンシーがテントを追っている理由は、テントそのものが目的なのではなく、
「エリシャの技術を手に入れるために、テントに関する条件を満たす必要がある」
という可能性があります。
ここが今後の『VIVANT』を考えるうえで非常に重要です。
「エリシャの条件」とは何?
現時点では、エリシャがシンシーに提示した具体的な条件は明らかになっていません。
確定しているのは、その条件にテントが関係しているということです。
そのため、ここからは考察になります。
考えられる可能性は大きく3つあります。
① エリシャは「テントの人間」を求めている?
一つ目は、エリシャがテントに所属していた人物を求めているという説です。
テントは前作で解体されたと思われていますが、その活動や人脈は完全に消えたわけではありません。
ベキ、ノコル、そして孤児院。
テントには、一般的な犯罪組織とは違う側面がありました。
もしエリシャがテントの理念や活動を知っていたとすれば、
「テントのある人物に会わせてほしい」
という条件を出している可能性があります。
そこで候補になるのが、ノゴーン・ベキです。
ベキは前作で孤児たちを救うために活動していました。
エリシャが核融合技術を軍事利用されたくないと考えている人物だとすれば、単純な国家や企業ではなく、ベキのような人物を信用している可能性もあります。
ただし、これは現時点ではあくまで考察です。
② エリシャの条件は「ジャミーン」なのか?
そして、最も気になるのがこの説です。
エリシャが求めている「テントに関する条件」が、ジャミーンにつながっているのではないかという可能性です。
もちろん、第16話の時点で、
「エリシャがジャミーンを要求した」
とは明言されていません。
しかし、いくつか気になる点があります。
まずジャミーンは、前作からずっと『VIVANT』の重要人物でした。
乃木がテントの正体に迫る過程でも、ジャミーンの存在が重要な意味を持っていました。
さらにジャミーンの父・アディエルは、ベキによって救われた人物です。
そしてベキは孤児院を支援していました。
つまり、
テント
↓
ベキ
↓
孤児院
↓
アディエル
↓
ジャミーン
というつながりがあります。
ここに第16話で登場した「エリシャの条件」が加わると、一気にジャミーンが怪しく見えてきます。
なぜハン・リンシンは「孤児院」に反応した?
ここも非常に重要な伏線です。
第16話では、ハン・リンシンが「孤児院」という言葉に強く反応する場面がありました。
この反応を考えると、
「ハンは孤児院について何か知っているのでは?」
という疑問が生まれます。
しかも、シンシーはエリシャの条件を満たすためにテントを追っています。
そしてテントといえば、ベキと孤児院です。
つまり、
エリシャの条件
↓
テント
↓
ベキ
↓
孤児院
という線が見えてきます。
もしハンが孤児院に関する過去を知っているのであれば、シンシーがテントを追う理由にもつながります。
そして、その先にジャミーンがいる。
これは偶然とは考えにくい伏線です。
ジャミーンの正体は「奇跡の少女」だけではない?
前作からジャミーンは「奇跡の少女」と呼ばれてきました。
しかし、なぜジャミーンが「奇跡の少女」と呼ばれるのかについては、まだ完全に説明されていない部分があります。
もちろん、単純にアディエルの娘として描かれているだけという可能性もあります。
ただ、『VIVANT』という作品では、登場人物の設定に意味が持たされていることが多いため、
「ジャミーンの存在そのものが、今後の物語の鍵になる」
可能性は十分にあります。
特に第2シーズンでエリシャという新たな天才研究者が登場したことで、
「科学では説明できない何か」
とジャミーンが結びつく可能性も考えられます。
ただし、ここはまだ確定情報ではありません。
「ジャミーンには特殊な能力がある」
と断定するのではなく、今後の展開を見ながら考える必要があります。
シンシーはなぜジャミーンを狙う可能性がある?
もしエリシャの条件がジャミーンに関係しているとすれば、シンシーがジャミーンを狙う理由も説明できます。
シンシーが欲しいのは、エリシャが持つ核融合技術。
しかしエリシャは、技術を渡すために「テントに関する条件」を提示している。
そこでシンシーがテントの情報を追い始める。
テントをたどっていくと、ベキ、孤児院、アディエル、そしてジャミーンにつながる。
この構図なら、
シンシーがジャミーンを探す理由
が生まれます。
ただし、現段階では「ジャミーン本人が条件」と決まったわけではありません。
むしろ私は、
「ジャミーンそのもの」ではなく「ジャミーンが知っている何か」
が条件なのではないかとも考えています。
エリシャが欲しいのは「ジャミーン」ではなく「テントの秘密」?
ここで別の可能性もあります。
エリシャが求めているのは、ジャミーン本人ではないかもしれません。
ジャミーンが持っている、
「テントにつながる情報」
を求めている可能性です。
前作では、ジャミーンがベキやテントとつながる重要な存在として描かれました。
もしジャミーンが知らないところで、テントに関する何かを受け継いでいるとしたら、シンシーが彼女を探す理由になります。
例えば、
・ベキが残した情報
・孤児院に関する秘密
・アディエルが残したもの
・テントの資産や人脈
・フローライトに関する情報
などです。
この場合、ジャミーンは「条件そのもの」ではなく、
条件へたどり着くための鍵
ということになります。
個人的には、この可能性もかなりあると思います。
フローライトとエリシャの技術も関係している?
もう一つ気になるのが、前作から登場している「フローライト」です。
テントはバルカに眠るフローライトをめぐって動いていました。
当時は、フローライトを資金源として利用することが目的だと思われていました。
しかし、もしフローライトがエリシャの核融合技術と何らかの関係を持っているのであれば、前作のテントの行動の意味も変わってきます。
つまり、
「テントはなぜあれほどフローライトにこだわったのか?」
という前作の疑問が、第2シーズンで回収される可能性があります。
そう考えると、
テント
→ フローライト
→ エリシャ
→ 核融合
→ シンシー
という大きな一本の線ができる可能性があります。
さらにそこへ、
ベキ
→ 孤児院
→ ジャミーン
が重なる。
これがもし意図された伏線なら、かなり大きな回収になりそうです。
ジャミーンは最終回で再び乃木と関わる?
ジャミーンが今後どのような形で登場するのかも注目です。
前作では、乃木にとってジャミーンは「守るべき存在」でした。
薫との関係も含めて、乃木が人間としての愛情を取り戻していくうえで重要な存在だったからです。
しかし第2シーズンでは、ジャミーンが単に乃木に守られるだけの存在ではなく、
「物語の謎を解く鍵」
になる可能性があります。
もしシンシーがジャミーンを狙うのであれば、当然、乃木も動くでしょう。
そうなれば、
乃木 vs シンシー
という対立だけではなく、
乃木がジャミーンを守りながら、テントとエリシャの秘密を解き明かす
という展開になるかもしれません。
最終回では「ジャミーン=条件」が明らかになる?
現時点で私が最も気になっているのは、
「エリシャの条件=ジャミーン」
なのか、それとも、
「エリシャの条件=ベキやテントに関する何か」
なのかという点です。
もし前者なら、ジャミーンは第2シーズンの最重要人物になります。
一方で後者なら、ジャミーンはその秘密を解くための重要な鍵になるでしょう。
どちらに転んでも、ジャミーンが今後重要になる可能性は高いと考えています。
特にハンが孤児院という言葉に反応したことは、見逃せないポイントです。
「孤児院」というキーワードが、ベキ、テント、ジャミーン、そしてシンシーをつなぐ伏線になっているのかもしれません。
『VIVANT』エリシャの条件を予想!現時点で考えられる3つ
ここまでを整理すると、エリシャがシンシーに出した条件として考えられるのは、次の3つです。
1.ジャミーンを引き渡す
もっとも衝撃的なパターンです。
ジャミーン自身に何らかの秘密や特別な意味があり、エリシャが彼女を求めている可能性があります。
ただし、現時点では根拠がまだ弱く、あくまで考察です。
2.ベキまたはテント関係者に会わせる
エリシャが求めているのが「人」であるなら、ベキやノコルなどテント関係者の可能性があります。
特にベキは孤児院との関係が深いため、「孤児」というキーワードともつながります。
3.テントが残したものを手に入れる
人ではなく、
「テントが残した情報・資産・資源」
が条件という可能性もあります。
この場合、シンシーはジャミーンを直接狙っているのではなく、テントの秘密を追っているだけなのかもしれません。
まとめ|ジャミーンはシンシーが狙う「条件」の鍵なのか?
第16話で明らかになった「エリシャの条件」は、今後の『VIVANT』を大きく動かす重要な謎になりました。
現時点で分かっているのは、エリシャがシンシーに対して何らかの条件を提示しており、その条件に「テント」が関係しているということです。
そして気になるのが、
・ハン・リンシンが孤児院に反応したこと
・ベキが孤児院を支援していたこと
・ジャミーンの父・アディエルがベキに救われたこと
・ジャミーンが前作からテントと深く関わっていること
・シンシーがエリシャの条件を満たすためにテントを追っていること
です。
これらをつなげると、
シンシー
↓
エリシャの条件
↓
テント
↓
ベキ・孤児院
↓
ジャミーン
という線が見えてきます。
ただし、現時点では「エリシャの条件がジャミーン」という説は確定ではありません。
むしろ、ジャミーン本人ではなく、ジャミーンが知る何か、あるいはベキやテントが残した秘密が条件になっている可能性もあります。
果たしてエリシャが求めている「テントの条件」とは何なのか。
そして、ハンが孤児院に反応した理由は何なのか。
ジャミーンは、再び乃木の前に現れることになるのでしょうか。
第17話以降、エリシャの条件が明らかになることで、シンシーがテントを追う本当の理由と、ジャミーンの知られざる過去が一気につながってくる可能性があります。


