『VIVANT』の柚木薫は、前作から登場する重要人物です。
演じているのは二階堂ふみさん。薫はバルカ共和国で医師として活動しており、乃木憂助やジャミーンと深い関わりを持つようになります。
一方で、物語の中では薫の過去について詳しく語られていない部分も多く、「薫は本当にただの医師なの?」「事件に関わっているのでは?」「何か裏の顔があるのでは?」と気になる存在でもあります。
続編でも薫は登場しており、乃木やジャミーンとともに物語の重要な位置にいます。
この記事では、柚木薫が何者なのか、現在どうしているのか、乃木との関係、そして事件に関わっている可能性について整理していきます。
※この記事には『VIVANT』のネタバレを含みます。
『VIVANT』柚木薫は何者?
柚木薫は、世界医療機構(WHI)に所属する医師です。
前作ではバルカ共和国で医療活動をしており、そこで乃木憂助と出会いました。
乃木は誤送金事件をきっかけにバルカへ向かい、現地で公安の野崎守と薫に出会います。
つまり薫は、物語の序盤から乃木の冒険に関わることになった人物です。
特に重要なのが、薫がジャミーンの治療に携わっていたことです。
ジャミーンは父親のアディエルを亡くし、その後、乃木や薫と深く関わっていくことになります。
TBSの公式情報でも、薫は「バルカで出会い、乃木憂助と惹かれ合う医師」と紹介されています。
薫はなぜバルカにいた?
薫について気になるのが、なぜバルカで医師として活動していたのかという点です。
薫はバルカで約3年間、医療活動をしていました。
しかし、乃木や野崎、ベキなどと比べると、薫の過去は詳しく描かれていません。
どこで生まれたのか。
なぜ医師を目指したのか。
なぜバルカで活動することを選んだのか。
こうした部分には、まだ謎が残されています。
もちろん、薫が医師として人を助けたいという純粋な思いを持っていた可能性は十分にあります。
ただ、『VIVANT』は主要人物の過去や人間関係を物語の伏線として描く作品です。
そのため、「薫の過去が詳しく描かれていないこと」に意味があるのではないかと考えたくなります。
薫は事件に関わっている?
結論からいうと、現時点で薫が事件の黒幕だったり、別班やテントの一員だったりすることを示す決定的な証拠はありません。
むしろ前作では、薫自身が事件に巻き込まれていく側として描かれていました。
乃木たちと行動する中で危険な状況に遭遇しながらも、薫はジャミーンを助けようとします。
TBSの前作紹介でも、乃木がバルカで爆破犯に間違われた際に、公安の野崎と医師の薫に出会ったことが説明されています。
そのため、
「薫=事件の犯人」
と考えるより、
「薫は事件の中心人物ではないものの、重要人物を守る立場にいる」
と考えるほうが自然です。
それでも薫が怪しいと言われる理由
では、なぜ薫には「怪しい」という考察が出てくるのでしょうか。
大きな理由の一つが、やはり薫の過去がほとんど描かれていないことです。
『VIVANT』では、乃木の壮絶な過去、ベキの人生、ノコルの生い立ち、野崎の過去など、主要人物についてかなり細かく描かれています。
その中で薫だけは、医師としての現在は描かれていても、その前の人生が見えにくい人物です。
また、前作では薫の行動や表情の一部が意味深に見える場面もあり、視聴者の間では「実は何かを隠しているのでは?」という考察が広がりました。
ただし、こうした描写だけで薫を裏切り者と断定することはできません。
むしろ『VIVANT』では、視聴者に「この人物は怪しい」と思わせておいて、別の意味を持たせることもあります。
薫は別班なの?
薫が別班なのではないかという説もあります。
しかし、現在確認できる情報だけでは、薫が別班員だとする根拠はありません。
乃木が別班の一員であることを考えると、薫の近くに別班の情報が存在していても不思議ではありません。
ただ、薫自身が別班の任務に関わっているという証拠は別問題です。
そのため現時点では、
薫=別班説は「考察の一つ」
として扱うのがよいでしょう。

薫はテント側の人間なの?
こちらも気になるところです。
前作ではジャミーンとテントとの関係が示唆され、薫はそのジャミーンを守り続けていました。
そのため、
「薫もテントと何か関係があるのでは?」
という疑問が生まれます。
ただし、薫自身がテントのメンバーだと確定したわけではありません。
むしろ薫は、ジャミーンの命を救うために行動していた人物として描かれています。
ジャミーンについては、別班の司令官・櫻井里美が「奇跡の少女」と呼ぶなど、物語上の重要性が示されています。
そのため、
薫が怪しいというより、薫が守っているジャミーンに何か秘密がある
という見方もできます。
薫と乃木の関係は?
薫と乃木は、バルカでの出会いをきっかけに距離を縮めていきます。
乃木にとって薫は、任務や戦いとは無関係の「普通の日常」を感じさせてくれる存在です。
乃木は別班として危険な任務を続ける一方で、薫やジャミーンを大切にしています。
ここが2人の関係を考える上で非常に重要です。
乃木には「別班の乃木憂助」という顔があります。
しかし薫と一緒にいるときの乃木は、任務から離れた一人の男性としての姿を見せます。
つまり薫は、乃木にとって単なる恋愛対象ではなく、
「戦いの世界から戻ってこられる場所」
のような存在になっているのではないでしょうか。
薫とジャミーンの関係も重要
薫を考えるうえで、ジャミーンを切り離すことはできません。
薫はジャミーンの治療に携わり、父親を失ったジャミーンを守ってきました。
乃木もジャミーンを非常に気にかけています。
そのため、
乃木・薫・ジャミーン
という3人の関係は、前作から続く重要な軸になっています。
実際、続編ではジャミーンが乃木憂助、薫とともに日本で暮らしていることが公式に紹介されています。
つまり薫は、前作で乃木と出会っただけの人物ではありません。
現在の乃木にとっても、薫とジャミーンは大切な存在として残っているのです。
薫は今どうしてる?
続編では、薫も引き続き登場しています。
前作ではバルカで医師として活動していましたが、現在は日本で乃木やジャミーンと暮らしています。
TBS公式では、薫について「バルカで出会い、乃木憂助と惹かれ合う医師」と紹介され、ジャミーンについても乃木と薫とともに日本で暮らしていることが明かされています。
つまり薫は現在、
乃木とジャミーンにとって非常に身近な人物
という位置にいると考えられます。
そして、ここが今後の展開を考えるうえで重要です。
薫は今後、事件に巻き込まれる?
私は、薫が今後の事件に何らかの形で関わる可能性は十分あると考えます。
ただし、
「薫自身が黒幕になる」
という意味ではありません。
むしろ考えられるのは、
薫やジャミーンが、乃木を動かすための重要な存在になる
という展開です。
乃木は別班員として任務を遂行する一方、薫とジャミーンという「守りたい存在」を抱えています。
もし敵側が乃木を追い詰めるのであれば、そこを利用してくる可能性があります。
また、ジャミーンには前作から「奇跡の少女」と呼ばれるなど、まだ説明しきれていない部分があります。
そのため、
薫自身の秘密とジャミーンの秘密が、今後つながってくる可能性
にも注目したいところです。
柚木薫の正体を考察
ここまで整理すると、薫については大きく3つの可能性が考えられます。
①本当に普通の医師
最もシンプルなのはこの説です。
薫は本当に人を助けるためにバルカへ行き、ジャミーンを救い、乃木と恋愛関係になった。
つまり、裏の顔はないという可能性です。
『VIVANT』では「怪しい」と思わせておいて、実際には純粋な人物というケースもあります。
②過去に何か秘密がある
個人的には、この可能性は残っていると思います。
薫は現在については分かっていますが、それ以前の人生については謎が多いからです。
なぜ医師になったのか。
なぜバルカに行ったのか。
なぜジャミーンをここまで大切にするのか。
このあたりが今後明かされる可能性があります。
③事件に巻き込まれる重要人物
もう一つ考えられるのが、薫自身が裏側の人物なのではなく、事件を動かす重要人物になるという説です。
乃木にとって薫は大切な存在です。
だからこそ、薫に何か起きれば乃木は動かざるを得ません。
この意味で、薫は「黒幕」ではなくても物語を動かすキーパーソンになる可能性があります。
まとめ
『VIVANT』の柚木薫は、世界医療機構(WHI)の医師としてバルカで活動していた人物です。
前作では乃木憂助と出会い、ジャミーンの治療にも関わりました。
その後、乃木と惹かれ合い、現在は乃木やジャミーンと日本で暮らしています。
一方で、薫の過去にはまだ詳しく描かれていない部分があり、「本当にただの医師なのか?」という疑問は残っています。
ただ、現時点では薫が別班やテントの一員だと断定できる証拠はありません。
むしろ注目したいのは、
「薫自身に裏の顔があるのか」
だけではなく、
「薫とジャミーンが、今後の事件で乃木にとってどんな意味を持つのか」
という点です。
前作から乃木の人生に深く関わってきた薫が、続編でどこまで物語の核心に近づいていくのか。
そして、これまで語られてこなかった薫の過去が明かされるのか。
今後の展開に注目したいと思います。


