『GTO』を見ていて、ふと思ったことがあります。
「今の高校生って、こんな感じなの?」
私は初代『GTO』を見ていた世代なので、今回の生徒たちを見ていると、昔とはかなり雰囲気が違うように感じます。
もちろんドラマなので、実際の高校生すべてがこのような雰囲気というわけではありません。
それでも、生徒たちの言葉遣いや人間関係、流行への敏感さなどを見ていると、そこには今の中高生らしさが反映されているように感じます。
そして正直なところ……。
「初代世代には、もう分かりません(笑)」
そんな気持ちになる場面もあります。
昔の『GTO』と今の『GTO』では生徒の雰囲気が違います
初代『GTO』の生徒たちにも、それぞれ悩みや問題を抱えていました。
いじめ、家庭環境、恋愛、教師への反発など、学校という空間の中で起こる問題が中心だった印象があります。
一方、今回の『GTO』の生徒たちを見ていると、学校の中だけで人間関係が完結していないように感じます。
友達との関係だけではなく、周囲からどう見られるのか、流行についていけているのかなど、さまざまなことを意識しているように見えます。
時代が変われば、学校生活の雰囲気も変わるのだと感じます。
「これが今の高校生なの?」と思う瞬間があります
ドラマを見ていると、生徒たちの距離感や言葉遣いに驚くことがあります。
「そんなことを言うの?」
「先生にそこまで言うの?」
と思ってしまう場面もあります。
ただ、それも今の若い世代のコミュニケーションの一つなのかもしれません。
昔に比べて、先生と生徒の関係も少しフラットになっているように感じます。
もちろん、ドラマとして強調されている部分もあるでしょう。
それでも、こうした違いを見ることができるのも、昔の『GTO』を知っている世代からすると面白いところです。
1番驚いたのは、「先生が生徒から評価されること」。
28年前には考えられなかったことが起きています。
SNS時代ならではの人間関係もあります
今の高校生を考えるうえで、SNSの存在は大きいと思います。
昔は学校で嫌なことがあっても、家に帰ればある程度距離を置くことができました。
しかし今は、友達とのつながりがスマートフォンの中でも続いています。
学校での出来事がSNSを通して広がったり、友達同士の関係性がネット上でも見えてしまったりすることもあります。
そう考えると、今の生徒たちは昔よりも人間関係から離れにくいのではないでしょうか。
『GTO』の生徒たちを見ていると、そんな現代の学校生活を少し想像させられます。
「流行についていけない大人」の気持ちも分かります
そして、私自身が一番感じるのが、
「流行が分かりません(笑)」
ということです。
若い世代が使っている言葉や、SNSで流行しているものを見ても、
「それは何ですか?」
となることがあります。
でも、よく考えてみると、私たちが高校生だった頃も同じだったのではないでしょうか。
私たちが夢中になっていたものも、大人から見れば、
「何それ?」
「そんなものが流行っているの?」
と思われていたかもしれません。
時代が変われば、言葉も流行もコミュニケーションの方法も変わります。
ですから、『GTO』の生徒たちを見て「よく分からない」と感じること自体が、ある意味では自然なのかもしれません。

それでも、生徒たちが抱える悩みは昔と変わりません
面白いのは、表面的にはかなり変わっているように見えるのに、生徒たちが抱えている悩みそのものは、意外と昔と変わらないことです。
友達に嫌われたくない。
誰かに認めてもらいたい。
自分の居場所がほしい。
好きな人に振り向いてほしい。
親や先生に分かってもらえない。
こうした気持ちは、時代が変わっても大きくは変わらないのだと思います。
だからこそ、『GTO』では鬼塚英吉という熱い教師が、現代の生徒たちと向き合うことに意味があるのではないでしょうか。
初代『GTO』世代だからこそ楽しめる部分があります
初代『GTO』を知っている世代からすると、今回の生徒たちを見るだけでも面白いです。
「昔の高校生と今の高校生は、こんなに違うのか」と思う一方で、
「でも、悩んでいることは意外と同じなのだな」
とも感じます。
それが『GTO』の面白さなのかもしれません。
時代は変わります。
流行も変わります。
生徒たちの言葉も、人間関係の作り方も変わります。
それでも、「自分のことを分かってほしい」という気持ちは、昔も今も変わらないのではないでしょうか。
そこに鬼塚英吉がどう向き合っていくのか。
これから生徒たちがどのように変化していくのかにも注目したいと思います。
そして私自身も、
「これ、今の高校生の流行なんですか?(笑)」
と、初代目線で楽しみながら『GTO』を見ていきたいと思います。


